親の介護が必要になったらそこから在宅介護が始まりますが、被介護者が認知症になってしまうと在宅介護が厳しくなってくることも多いです。認知症でなければ一人で留守番をしてもらう事も出来ますが、認知症があると行動が予測できないので目が離せません。
そうなると、在宅介護における認知症は非常に厄介な症状となってきます。在宅介護の負担を減らしたいなら認知症予防から行って、認知症にならないように工夫することが大切です。
また、認知症予防をしても認知症になってしまったら、国や民間の介護サービスを使って負担を減らすのも在宅介護におけるポイントです。老老介護という言葉がありますが、老老介護は介護者も被介護者にとっても負担が大きいので共倒れに陥りやすいと言われます。ですが、ちゃんとした国の介護サービスや民間サービスを使えば、認知症高齢者を介護する負担も減り、在宅介護がしやすくなります。在宅介護なら居宅介護支援事業所のケアマネジャーが良い相談相手や力になってくれますので、介護負担を減らしたい方はケアマネジャーに相談をしましょう。
その他、地域包括支援センター等もこれから在宅介護を始められる方を支援してくれます。日本では介護関係のサービスが色々と揃っていますのでうまく活用していきましょう。ちなみに、認知症の症状が酷く、一人では手におえないという場合は、特別養護老人ホーム等の施設に入ってそこで生活してもらう方法もあります。